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12月9日~11日

12月9日

寝苦しくて深夜に目が覚める。
入院してからは夜8時頃には寝ていたので睡眠時間には問題ないけど熱っぽかった。

今日帰れるのになー
チロルに会いたいなー

うつらうつらしては起きてを繰り返し、ようやく朝の検温と採血。

38.6℃。

入院してからずっと微熱ではあったけど、これはちょっと…やばい…のか?

37.5℃以上なんて4、5年出たことなかったのに。

午前中に内診があり、熱が出たと伝えると先生の顔が変わった。

とりあえず針は抜かれたけど
『針を入れたことで感染症を起こした疑いがあるので入院延期にしましょう。
ただの風邪なら熱が下がれば大丈夫なんだけど白血球の数が増えてる。』

今感染症に罹ると妊娠継続は極めて難しいこと、熱が下がらなければ週明けにもう一度針を入れて羊水の感染を見ることの説明を受けた。

嘘だ。感染なんかしてない。昨日飲んだ抗生剤のせいだ。あたしは今日帰るんだから。

針を刺したから感染した?

またあんな思いをして今度こそ感染したら?

でもただの風邪でないことくらい自分が1番分かっていた。

熱はどんどん上がる。

夕方前には40℃になっていてガタガタの震えと全身の痛みで呼吸もうまく出来ず死ぬんじゃないかとさえ思った。

少しだけ熱も落ち着いたとき冷静な自分が戻ってきていた。
抗生剤は何かの菌と闘うもの。
抗生剤を飲んでとんでもない発熱をしたなら感染したと考えるほうが自然だ。

夜ふらふらの体で旦那に電話した。決断のときが来たかもしれないと。
彼は彼なりに動いてくれていたらしく、明日は仕事休んで行くからと言ってくれた。

もし今の子がだめでもまた生まれ変わってきてくれるから、究極のときはあたしの身体のほうが大事だからと。

もう泣くのを我慢できなかった。

旦那はチロルの動画を送ってくれた。
何度も見て癒された。

結局38℃後半から熱は下がらないまま寝たり覚めたりを繰り返し、ネットで同じ窮地に立たされた人たちの体験を読んでは泣き、何とかいい方向に向かって欲しいと泣き、とにかく泣いた。



12月10日

AM3:00過ぎ。

トイレに立つもなんか動きにくい。
熱があるだけじゃない。
なんか変だと思いながら横になると水のようなものが出てくる感覚。

破水したと直感した。

看護士さんに見てもらうも破水反応はなし。

けど破水だと確信があった。

夜毎聞こえてくる赤ちゃんたちの夜泣きが辛い。

明け方、寝巻が濡れるほど一気に出てきた。
本気でもうだめなんだと泣けた。

今度は破水反応あり。

陣痛も始まりかけてると感じていたけど黙っていた。
朝の検診で検温、採血、張り止めの点滴。

痛みは和らいだけど…

お昼前に来た旦那の顔を見てまた泣いて

いよいよ先生からの最終宣告。

破水してしまった以上、もうほぼ助からない。
頑張ってもたせても重篤な障害がある可能性が高いこと、長時間感染症を起こしたままの身体では母体にも何もないとは言い切れないこと、どちらにしても今後妊娠できなくなる心配はしなくていいということ。

継続するなら退院はできずこのまま一ヶ月はシャワーにも入れずトイレにも行けず絶対安静。


実際この時のあたしは本当に半々で揺れていた。

可能性が少しでもあるなら生かしてあげたい。

お腹の外では生きられないかもしれない。

赤ちゃんに異常はない。

妊娠できなくなることがあるかもしれない。

元気に動いている子を殺すという罪悪感。

おかしくなりそうだった。

来週の検査結果を待ってもいいとのことだったので
とりあえずその場は保留し、病室へ。

旦那も悩んでいたけどもうだいぶ固まっていたんだと思う。

夕方に両親も来てくれたけど会いたくなかったのですぐ帰ってもらった。

と思ったら帰る途中で一服中の旦那と遭遇して旦那が全部話してくれていたらしい。

ひとりになってまたぐるぐる考えては泣いたけれど
あたし自身もだいぶ決心がついていた。

ただ、生きていないと分かっていて普通の分娩で出産する勇気がどうしてもつかない。
子宮口を拡げる処置が気が狂うくらいの痛みだと知っていたのでそれがとてつもなく怖かった。


12月11日

やっぱり深夜には起きたけれど
これ以上もう何も起こらなくて安心して眠れたと思う。
何かあるのはたいてい夜中だから。

羊水も昨日一日でほとんど流れ出てしまったように思う。

お腹は張り出すと形が分かるくらいになっていて。
たぶんこれが子宮の形なのかな…

きっと苦しいよね
ごめんね
何も出来なくて
ごめんね

朝昼晩の検温でいつもあった心音確認も、これを最後にしようと思った。
まだ元気な音を聞かせてくれた。

止まらないのは涙だけだ。
今日はもともと旦那も仕事が休みだったので
また来てもらってお昼には先生に今回は諦める旨を伝える。

でも言葉にしてしまうとやっぱり涙は止まらなくなった。

先生の言葉はいっそう冷たく聞こえて
何を信じていいのかわからない。

張り止めの点滴をやめ、子宮口を開き、薬で陣痛を起こして出産する。

稀に子宮が破裂してしまうことがあるらしい。

今までその"稀に"にすべて該当したために言葉を素直には信じられなかった。

病室で泣くあたしの手を握りながら旦那も少しだけ泣いていた。

張り止めの点滴をやめると本当に痛みが少しずつもどってきた。


この子と過ごす最後の夜。
夢であって欲しい
目が覚めたら家にいて
だんだん大きくなるお腹に嬉しくて
普通に年も越して
普通に春を迎える

嘘だと言ってほしい


解離が起きた。
空っぽになってぼんやりする自分を見ながら
眠った。

意外と眠れたような気がする。
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きょむ

Author:きょむ
基本つんでれ系。
リアルつんでれはリアルに損だってOrz

たくさん悩んで たくさん泣いて 
下を向く日もあるけれど
それでいいじゃん(´∀`*)
だって人間だもの。
きっと同じだけ笑ってる。

みつを素晴らしいよみつを(笑)

何も誇れることなんかないけれど
興味だけはいろんな方向に向いている
料理とドライブだいすきな
チョコレートジャンキー(*o・ω・)o

不摂生なクセに
大豆ファミリーやら生姜やら
やたら健康的なモノにハマるのです♪←


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